---
issue_date: '2026-08-22'
legacy_article_id: 01M0M0762YH1TSX9TKXGZP8KCX
title: ショート動画が伸びないとき、疑うのはフォーマットの寿命
published_at: '2026-08-22T15:10:00+09:00'
updated_at: '2026-08-22T23:05:00+09:00'
source_record_ids:
  - 01KXJYRP0MQDQF75FMXB5S8B9P
  - 01KXQH9AJ261248EHQ0PPVEZED
  - 01KYF433Y5SYGC23FFTGTRB93E
  - 01KZDAEDGEVH107F19CX9CVR3Y
  - 01M020NPV4NKAV0ME2JEJRDZ0V
distributions:
  - name: note
    url: https://note.com/naru_kijima/n/n4ff0ef5f5b0e
  - name: Substack
    url: https://narukijima.substack.com/p/278
  - name: X Articles
    url: https://x.com/narukijima/article/2091230954631344166
id: '2026-08-22'
source:
  visibility: private
  source_id: private:daily:2026-08-22
  transformation: ai-edited-secondary
content_sha256: 1945f05cc52aad328175b42cd4b7c2d1ccdcd5795d6133e99419810c799ae2cb
content_length_bytes: 11513
rights:
  license: CC BY-NC-ND 4.0
  license_url: https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
  terms: https://narukijima.ai/terms/
  attribution: 黄島成 (Naru Kijima) / narukijima.ai — <URL of the page>
  usage:
    ai_input: allowed
    search: allowed
    quotation: allowed-with-attribution
    ai_training: reserved-subject-to-existing-rights
    commercial: requires-separate-permission
    redistribution: allowed-under-CC-BY-NC-ND-4.0
    dataset_inclusion: reserved-subject-to-existing-rights
    impersonation: prohibited
  scope: Existing CC license grants and applicable statutory exceptions take precedence. These signals do not record assent or enforce access control.
---

ショート動画の数字は、ある日いきなり落ちます。自分の場合は七月の後半でした。運営しているYouTubeチャンネルのアナリティクスに出る二日間の総再生回数が、60万前後まで落ちた。一本あたりの平均で100万を狙っている人間からすると、チャンネル全体の二日分で60万は終わっています。出す動画も数万再生しか伸びない。正直、十万以下はゴミだと思っています。

落ちたときに最初に増やしたくなるのは本数です。自分も増やしました。一日に四本出した日もあります。一週間、まったく戻りませんでした。戻ったのは、動画のフォーマットを丸ごと入れ替えてからです。同じ二日間の総再生回数が、745万5千まで来ました。十倍以上です。

ショート動画は三年ほど運用しています。それでも、過去の経験則はこの一週間、一つも効きませんでした。

## 量では戻らなかった

最初の一週間でやったのは、過去の成功体験を総動員することでした。経験則で思いつくことを片っ端から試す。それでも、まったく復活しません。感触も悪いし、伸び率も悪い。

チャンネルが伸びなくなると、アンチコメントが増えます。楽しんで見ている人が減って、悪口を言う人だけが残っていく感じになる。数字が取れているなら気になりませんが、数字が取れずにアンチだけが増えるのは最悪の循環です。この一週間はストレスで体調を壊しましたし、調査したことが夢の中にまで出てきました。

ここで分かったのは、量では戻らないということです。本数は、機能している型があって初めて効く掛け算でした。実際、型を替えたあとは最初の七日ほどを一日二本で出して、波に乗ってからは一日一本に戻しています。本数を減らしてからも、数字は伸び続けました。本数で戻らなかったのは、今のフォーマットが死んでいたからでした。

## 型を丸ごと入れ替えた

もがいた末に出した答えは、自分の仮説を全部疑う、でした。一からチャンネルを運用し直すつもりで考え直す。自分の目には、もう終わったチャンネルみたいな数字に見えていました。

最初に替えたのは、見方です。それまで数字やアナリティクスはほとんど見ていませんでした。見るとストレスの原因になるからです。でも今回はさすがに見ないといけないと思って、動画を一本ずつ分析しました。チャートが天井に当たってそこから先へ伸びない状態がずっと続いていたので、その動きも一本ずつ見直す。競合と世界の動きも同じように見ました。感覚だけの運用をやめて、数字ベースで考える。

そこで、一つの新しいフォーマットが見えました。まだ仮説の段階でしたが、今日から全部これでいくと決めて、その日のうちに切り替えました。

一本目から、それまでより明らかに反応が違いました。伸びもいいし、AIの反応も、視聴者の反応も、エンゲージメントもいい。この時点で、仮説が「これは伸びる」という確信に変わりました。二本目は初速こそ強くなかったものの、勢いを落とさずにじわじわ伸び続けた。三本目にかなり強いものを入れて仕上げたら、直近の初速ランキングで一位になりました。チャンネル全体が落ちていた影響で最初の伸びはまだ弱かったのですが、後伸びで100万へ行ってもおかしくない感触がありました。

乗り換えた型そのものは、やっている人が意外と多いものでした。それでも勝てたのは、なぜそれが伸びるのかという本質的な部分、構造的な部分、その型の強みを理解していない人が多いからです。トレンドの中で勝つのに要るのは、質と量と母体でした。需要はあるのに、その型で強い母体がまだない場所を選ぶ。フォーマットの中で圧倒的な数字を出すための型は大体決まっていて、どこを刺激するかというツボ押しゲームみたいなものです。三年分の経験値は、この押し方のほうに効きました。

切り替えから十日あまりで、二日間の総再生回数は745万5千。一日あたり300万ちょっと再生されている計算です。直近に出した動画も、500万、300万と連発していました。前のフォーマットの数字に追いついたというより、そこから爆発しています。一本ずつの改善では、この差にはならなかったはずです。

## 古い前提は視聴者側にあった

なぜ型を替えるとここまで変わるのか。分析して見えたのは、視聴者の興味関心そのものが変わっていた、ということでした。

ここからは自分の捉え方になりますが、アルゴリズムが勝手に変わったというより、アルゴリズムが視聴者の好みに寄ってきた、という感覚に近いです。だとすると、アルゴリズム対策だけを見ていても足りません。視聴者が今何を見たいのかを吸収して、それに合致する形でアウトプットすることになります。その視聴者層が今どんな時代背景と構造の中にいて、多数の人が何を求めているのかを要素分解して、フォーマットへ落とし込む作業です。

実際、新しい型を決めるときに見ていたのも、視聴者が今どこに反応しているかでした。

過去の成功体験がまったく効かなかった理由も、ここで説明がつきます。過去の成功体験は、かつての視聴者に効いた型の記録でしかありません。見ている側が入れ替わったのなら、そこがいちばん古い前提です。落ちたときに最初に試したくなるものが、実はいちばん先に疑うべきものでした。

## 借りていいのは型だけ

この少し前から、フックとエンゲージメントだけでは伸びなくなったとも感じていました。以前は、視聴維持率がそこまで高くなくても、スワイプ率とエンゲージメントさえ良ければ100万再生までは行くと見ていた。それが効かなくなっていました。

糸口になったのは、収益化ポリシーの変化です。現在の[YouTube のチャンネル収益化ポリシー](https://support.google.com/youtube/answer/1311392?hl=ja)には、教育的価値や解説、ナレーションが不十分で内容の似た繰り返しの多いコンテンツや、既存のフォーマットを模倣した代わり映えのないコンテンツが、収益化できない例として並んでいます。原則として書かれているのは、クリエイターが自ら制作した著作物であること、そして他者のコンテンツを借用する場合は大幅に変更して独自性をもたせる必要があること、の二点です。これは収益化の条件であって露出の条件ではありませんが、ここから、独自性や満足度を重く見る方向へ動いたように感じました。

だから、型に乗るというのは、そっくり真似をするのとは違います。借りるのは型だけで、中身は借りられません。

八月に入ってから、同じ方向の動きを別の媒体でも見ました。Instagramで、AIで編集した画像をそのまま上げるとAIラベルが貼られて、伸びも反応も落ちる。自分がやっているのは生の素材の編集なので、ラベルが付かないように内部で処理してから公開する運用へ替えたら、急に伸び出しました。それまでブレーキがかかっていたものが外れた感じで、ストッパーが外れた、という言い方がいちばん近いです。

## 一本の判断はコメントで見る

型を替えるかどうかは、数字で判断しました。ただ、動画一本ずつの良し悪しは、調子が悪いときほど、コメントのほうを先に見ます。

数字がいい動画には、初期の頃から面白いコメントが出てきます。面白い視聴者はセンスがあって、動画の細かい小ボケや伏線、その回収までちゃんとキャッチする。伸びない動画は、コメント欄にいる人も面白くない。狙っているところに気づかず、変な論点でコメントしてくる。なぜそうなるのかは、正直まだ分かっていません。アルゴリズムなのか、人間の心理なのか、脳の構造的にそうなるのかも分からないので、そこはいまだにもやもやしています。それでも、面白くないコメントが出てきだしたら、その動画は駄目だという感じがします。数字には出ない部分です。

## 落ちたときに疑う順番

- 本数を増やす前に、今のフォーマットの寿命を疑う。量は、機能している型にだけ効きます。
- 最初に試したくなる過去の成功体験から先に疑う。効いていた相手は、もういません。
- 感覚で運用しているなら、その期間だけは一本ずつ数字で見る。落ちている時期は、感覚がいちばん当てになりません。
- いま機能している型を探して乗る。借りるのは型だけで、中身は自分のものにする。
- 数字が固まる前に、コメントの質を見る。理由は分かっていないので、判断材料の一つとして持つ程度で十分です。

順番を逆にすると、死んだ型を量産して、体調とメンタルだけが削れていきます。自分がやったのがそれでした。

## 型には寿命がある

745万5千という数字が出たあと、目標の置き方が変わりました。それまでは一本あたりの平均を100万にするのが基準でしたが、最低ラインを100万に置いてもいいかもしれない、と思っています。そうすれば上限はいくらあっても構いません。新しい型でチャンネル全体の再生回数が上がっているので、そこまで届く見込みも出てきました。

もう一つ、落ちる前から見えていたことがあります。アルゴリズムが変われば伸びないアカウントが増えて、みんなが試行錯誤して、その中からまた新しい最適フォーマットが出てくる。フォーマットの交代はそうやって繰り返されてきました。だとすると、今回うまくいった型も、いつかは同じように死ぬはずです。

落ちるたびに乗り換えて、そのたびに基準を組み替える。このゲームの本体はそっちです。だから、次に数字が崩れたときも、元の数字を目標に置かないでください。まず本数から手を離して、型そのものを疑う。崩れた期間は、基準を上げ直せるタイミングでもあります。

---

© 黄島成 (Naru Kijima) — CC BY-NC-ND 4.0. 利用前に利用規約（https://narukijima.ai/terms/）を確認してください。検索・AIへの入力・出典付き引用を認めます。AI学習・データセット収録には権利を留保し、追加の許諾は行いません。既存のCC BY-NC-ND 4.0による許諾と法定例外は妨げません。なりすましは禁止です。出典表記: 黄島成 (Naru Kijima) / narukijima.ai — <URL of the page>。検証: https://narukijima.ai/verify/。取得だけで同意を記録する仕組みではありません。
Review the Terms (https://narukijima.ai/terms/) before use. Search, AI input, and attributed quotation are permitted. Rights are reserved for AI training and dataset inclusion; no additional permission is granted for these purposes. Existing CC BY-NC-ND 4.0 grants and statutory exceptions remain unaffected. Impersonation is prohibited. Attribution: 黄島成 (Naru Kijima) / narukijima.ai — <URL of the page>. Verification: https://narukijima.ai/verify/. Fetching alone does not record assent.
