AI美女の見た目を作り込んだら、企画の空白が見えた

昨日は、AIキャラクター「URARA」の見た目をかなり細かく固めた。顔と全身だけでなく、目や口、髪、手足、表情、発話時の口元まで資料にした。
作業を進めるほど、次に詰めるべきものが外見ではないことも見えてきた。AI美女を一人作れるだけでは、まだコンテンツの企画になっていない。何を掛け合わせるかは、まだ決めていない。
8月の「AI美女をやってみたい」から、URARAを実際に作るところへ進んだ
8月には、AI美女には需要があり、AIインフルエンサーとしてIP化する可能性もある、という仮説を持っていた。自分も参入するかもしれない、くらいの段階だった。
昨日はそこから一段進めて、URARAという一人のキャラクターを具体化した。すっぴんとメイク、顔と全身の4方向を揃え、その人物を別の画像でも再現するための基準を作り始めた。
ここで起きた変化は、仮説が当たったことではない。まだ投稿も運用もしていない。考えていた市場に、実際の制作物を置き始めたこと。
顔の4方向だけで終わらず、細部・12表情・発話時の口元まで資料化した
正面の一枚がかわいければ終わり、とはしなかった。顔のパーツ、髪、生え際、首や肩、体の各部、手足まで分解し、3枚のディテールシートに30項目をまとめた。さらに12種類の表情と、母音や舌の位置を含む発話用の口形も作った。
特に口元は、一度出したものをそのまま採用できなかった。口の中や舌が人間らしく見えず、何度か作り直した。見た目を固定する作業というより、「この人物ならどう見えるか」の基準を増やしていく作業に近かった。
ここまでで確認できたのは、URARAの静止画用の参照材料が増えたことだけ。動画で同じ人物性を保てるか、自然に話せるかはまだ試していない。
捨てたのは「AI美女であること自体が差になる」という考え
作っている途中で、別の問題が強くなった。AI美女は僕にも作れるし、同じことは他の人にもできる。見た目の質を上げても、それだけで希少性が生まれるとは考えにくくなった。
以前の動物コンテンツは、動物という大きな需要だけで成立していたわけではなかった。かわいさ、当時のトレンド、フォーマット、僕のユーモアが重なっていた。どれか一つではなく、組み合わせ全体が効いていたと僕は見ている。
だから捨てたのは、AI美女の市場そのものではない。「AI美女であること」を差別化として数える考えの方だ。
まだ決めていないのは、URARAに何を掛け合わせるか
候補としては、トレンド、ユーモア、キャラクター性、フォーマットがある。ただ、どれを核にするかはまだ決めていない。動物で機能した組み合わせを、そのまま人型キャラクターへ移しても同じ結果になる保証はない。
そして一番大事な結果もまだない。URARAを使ったコンテンツを出して、実際に見られるかどうか。その検証はこれから。
昨日まで「AI美女を作る」が課題だった。昨日の制作で、その課題はかなり前へ進んだ。今残っているのは、「このキャラクターで何を見せるか」という企画の方だ。