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日経平均3.3%高でも、僕は「3点突破」の前提を見る

日経平均が3.3%上がっても、僕は市場全体の勢いではなく、「3点突破」にした理由が崩れていないかを先に見ます。

10月1日、日経平均株価は前日比2,203円高の68,956.72円で引けました。上昇率は3.30%。数字だけ見ると、日本株が一気に強くなった日に見えます。

でも、僕の口座は日経平均ではありません。

日経平均は、東証プライム市場から選ばれた225銘柄の株価を使う「株価平均型」の指数です。市場の景色を見るには便利ですが、自分が持っているものが違えば、その日の景色と自分の損益は普通にずれます。

テレビやニュースで「日経平均が上がった」と聞くと、日本株全体が一斉に上がったような感覚になります。でも指数は地図であって、自分の現在地そのものではありません。個別に持っているなら、まず自分がどこに立っているかを見ないと、景色の数字に引っ張られます。

僕は最近、そのずれを前より気にしなくなりました。

というより、ここ数か月で投資の見方を何度も変えてきて、やっと「市場の数字」と「自分が買う理由」を別々に見るようになりました。ファンドへ寄せた時期もあれば、日本株を買わないと決めた時期もある。自分が使う会社を集めたインデックスを作ろうとした時期もありました。

かなりブレています。

でも、変わらず残ったものもありました。自分が実際に使っていること、伸びる市場にいること、そして何に賭けているのかを自分で説明できることです。今はその部分だけを残して、持つものを絞っています。


「一点突破じゃなくて、3点突破」

9月25日に投資の話をしていたとき、当時持っていたものを並べて、僕はこう言っていました。

「一点突破じゃなくて、3点突破」

Cerebras、Uber Technologies、Worldcoin。この3つです。

もともと僕は、もっと広く持つことも考えていました。9月1日には、自分が日常的に使っているサービスの上場企業を集めて、「自分自身のインデックスファンド」みたいなものを作れないかと話していました。

考え方の中心にあったのは、決算書より先に自分の生活を見ることです。

僕は新しいサービスをかなり早い段階から使います。毎日使う。課金する。便利なら使う量が増えるし、微妙なら自然に離れます。その変化は、決算に数字が出る前から自分の生活の中に出てきます。

9月11日には、データセンター系の株を一度整理してUber Technologiesを買いました。理由の一つは単純で、仕事用のAIサービスよりUber Eatsに使っている金額のほうが大きかったからです。

そのとき自分で使った言葉が、「投資判断より消費判断」でした。

ここで面白いのは、「使っている会社なら何でも買う」ではないことです。

短距離移動ではLimeも使っていましたが、僕の生活の中で利用頻度が落ちていたし、日本ではLUUPのような競合もあります。Oracleも使っていましたが、当時の僕にはUberほどヘビーユースではなく、時価総額も含めて見ると買う理由が弱かった。

同じ「使っている」でも、強さが違います。

何に金を払っているか。使う回数が増えているか。使わなくなっていないか。不満が増えていないか。そこまで生活側を見て初めて、僕にとっては投資の材料になります。


自分だけが見えるものに、厚く張る

そこからさらに考えが進んで、9月25日には、伸びる市場を選んで、その中でも銘柄をかなり絞る方向に寄っていました。

僕はそれを「順張りアービトラージ」みたいに呼んでいます。

伸びる市場そのものには逆らわない。ただ、その市場の中で、まだ多くの人が十分に評価していないものを早めに見つける。みんなが気づいたあとに追いかけるのではなく、自分が先に使ったり、変化を見たりしている時間差を使う。

このやり方なら、僕にとっては50社を薄く持つより、理由を説明できる少数に厚く張るほうが自然です。

ただし、これは分散投資より安全という話ではありません。むしろ逆で、一つの前提を外したときの傷は大きくなります。

3点突破は、3つ当てればいいゲームではありません。外れた前提を早く見つけるゲームでもあります。


前提が外れたときに、一番危ない

その弱点は、すぐに自分でも踏みました。

10月2日、Cerebrasについて、自分が期待していた前提の一つが外れたと感じる出来事がありました。僕はOpenAIの高速モードとCerebrasの関係をかなり強く見ていたのですが、少なくとも自分が期待していた形ではなかった。

その瞬間、「売ろうかな」が頭をよぎりました。

同時に、株価が下がるなら追加で買うことも考えました。集中していると、こういうときに判断が極端になりやすいです。自分の見立てを守りたくなるし、安くなったようにも見える。

でも、確実な情報が足りませんでした。

そこで一度止めました。持っている分をすぐ売らず、追加購入も急がず、「ちょっと冷静に見ていこう」としました。

僕にとって、ここが3点突破のいちばん大事なブレーキです。

集中するなら、信じる力だけでは足りません。自分の予想が外れたと認める場所も、同じくらい必要になります。


日経平均の上昇は、答えではなく背景

だから、日経平均が3.3%上がったというニュースを見ても、それだけで自分の投資がうまくいっているとは考えません。

僕が日経平均そのものを買っているなら、3.3%高はかなり直接的な情報です。でも、僕がやっているのはそうではありません。自分が選んだ少数のポジションに、それぞれ別の理由があります。

Uberを持つ理由と、Cerebrasを見る理由は違います。Worldcoinを見る理由も違います。

市場全体が上がった日は、全部の理由が正しかった日ではありません。

逆に、市場全体が下がった日も、自分の前提が全部壊れた日ではありません。

日経平均は225銘柄でできていますが、225社が同じように上がって初めて指数が上がる仕組みではありません。株価平均型なので、動きの大きい一部の銘柄が指数を強く動かす日もあります。ニュースの数字が派手なほど、「自分の持ち株も同じはず」と考えないほうがいい。

僕のやり方を言葉にすると、指数は「市場の温度計」で、個別のポジションは「自分の仮説」です。温度計は毎日見てもいい。でも、温度計が上がっただけで仮説まで正しくなったことにはしない。


3点突破で見るのは、値段より理由

僕が個別のものを少数に絞るのは、分散が嫌いだからではありません。

自分が使っている。自分が早くから見ている。市場の変化を自分の生活でも観測できる。そういう、自分にしかない判断材料を持てる場所に資金を寄せたいからです。

逆に、自分に固有の判断材料がないものなら、広く分散された指数を持つほうがずっと自然です。知らない会社を50社並べて「分散したから安心」と思うより、最初から指数に任せたほうが仕組みとしてきれいです。

もちろん、この3点突破が市場平均より優れていると証明できたわけではありません。集中している分だけ、一つ外したときの影響も大きい。僕が選んでいるのは「一番儲かると証明された方法」ではなく、自分がいちばん判断材料を持てる方法です。

ここを混ぜると危ないと思っています。自分に合うことと、誰にでも再現できることは別です。

僕の3点突破は、日経平均に勝つための形ではありません。

なぜ持っているのかを自分の言葉で説明できて、その理由が壊れたときに気づける範囲まで絞った結果です。

日経平均が3.3%上がった日ほど、僕が見るのは指数の大きな数字ではなく、自分が張った3点の前提です。


制作プロセス

このコンテンツは、僕自身の一次情報をもとに制作しています。

出典1:伸びる市場に一点集中する、僕の順張りアービトラージ
出典2:投資判断より消費判断。データセンター系を全部売ってUberを買った
出典3:黄島インデックスを作る
出典4:セレブラスじゃないんかい。予想が外れて、ちょっと動揺した

AI活用

制作には、以下のAIモデルを使用しています。

文章:ChatGPT

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