VIVANTにハマってU-NEXTに入った。でも株は買わなかった

VIVANTの続きが待てずにU-NEXTに登録した僕でも、日本の会社は世界に広がるかを先に見るので、U-NEXTとTBSの株は買いませんでした。
10月18日、僕はU-NEXTの初回の無料期間に登録しました。目当ては『VIVANT』の続きです。
シーズン1はNetflixで見ていて、そのときはちょっと衝撃でした。シーズン2もNetflixに来るまで待とうかなと思っていたんですけど、待てなかったんです。シーズン2は7月26日から日曜劇場で2クール連続で放送されていて、配信はU-NEXTの独占見放題です。結局、21話まで一気に見ました。
で、見終わったあとに、普通にU-NEXTとTBSの株を買おうかなと思いました。
買いませんでした。今日はその理由の話です。
中だるみがない、という一点で強い
まず、作品は本当に面白かったです。
シーズン1は面白いのにシーズン2で落ちるパターンもあるじゃないですか。VIVANTは落ちませんでした。
Netflixでいろんなドラマを見ても、僕にはあまり刺さらないものが多いんです。だいたい中だるみがある。VIVANTはそれがほとんどありません。毎話、導入で引き込まれて、続きが気になって、最後にまた興味を持たされて終わる。だから止まらないんです。
中身は、『名探偵コナン』と、昼間にやっている推理もののドラマと、アクションが合わさった感じです。『ライアーゲーム』みたいな裏切りもある。頭も使うし、目で見ても楽しい。新しいシーズンにはAIというテーマも入っていて、時代にも合っていました。シーズン2はシーズン1より結構お金がかかっている印象もありました。
日本の直近のドラマでは、最高傑作なんじゃないかなと思っています。TBSの制作能力はレベルが高い。これは、僕の中ではもう確信に近いです。
放送のあった18日の夜も、Xでは登場人物のチンギスの名前がトレンドの1位に来ていました。ハマっているのは僕だけじゃないみたいです。
僕は、自分が使っているものに投資する
ここで株の話になるのは、僕の投資のやり方がそういう形だからです。
僕は、自分が使っているサービスの会社に投資します。アーリーアダプター寄りなので、「あ、これ伸びるな」と時代の変わり目に早めに気づくことが多い。だったら、自分がお金を払っているところに張っておくのが、僕には一番フィットしているんです。業績がいい会社でも、自分が使っていないと自分ごととして見られません。
9月には、それで実際にポジションを入れ替えています。データセンター系の株を持っていたんですけど、「なんか面白くねえな」と思って一回全部売って、Uberに入れました。
理由はかなり単純です。AIのサービスは最上位プランでも月3万円くらいなのに、Uber Eatsにはそれ以上、確実に使っていたんですよね。仕事の道具よりUber Eatsにお金を使っているなら、どっちのヘビーユーザーかは明らかです。投資判断より消費判断。自分の財布の動きを、そのまま投資の判断に使う。使う量が減ったり、「この会社なんかうざいな」と思ったりしたら、そのとき売ればいい、という考え方です。
このルールで言えば、VIVANTはど真ん中なんです。自分でお金を払って登録して、21話分の時間まで払って、めちゃくちゃ満足している。買う場面のはずでした。
「世界に展開できるか」で、うーん、となった
それでも買わなかったのは、もう一つ見ているところで引っかかったからです。
VIVANTは、コンテンツとしてはめちゃくちゃすごい。ただ、IPとして世界に広がるかというと、そこは難しいんじゃないかなと思いました。世界的なコンテンツになるのは、アクションかアニメーションじゃないときつい、というのが僕の感覚です。日本の中では大ヒットでも、海外のお金がそこに流れ込む絵が見えませんでした。
U-NEXTのほうも同じです。テレビ局と独占契約をしたりして、Netflixの競合として結構頑張っている感じはします。でも、プラットフォームはコンテンツで差が出るんですよね。いいコンテンツがたくさんある方に、視聴者は流れます。いい作品を独占で押さえ続けないと勝てないとなると、コンテンツ頼みで、一過性の部分も大きい。プラットフォームとして一番大きいのはNetflixなので、そこを抜けるかと言われると厳しいという判断でした。
考えてみると、僕自身がまさにその流れの一人です。U-NEXTに入ったのは、VIVANTの続きが見たかったからで、それ以上の理由はありませんでした。
日本の会社は、海外に出るかで見る
実はこれ、VIVANTだけの判断ではありません。
8月の終わりに、僕は日本株をほとんど買わないと決めています。爆発力がないし、規模が小さくて投資していても面白くない、と感じたからです。今は米国株が中心です。
ただ、日本株に張るなら見るところは決めています。分野や財務や業績より、その会社が海外に展開するかどうか。そこが一番お金が動くと思っているからです。
9月のはじめに見ていたのはスシローでした。株価がずっと上がっていて、会社はニューヨークに米国1号店を出すと発表しています。世界に出る会社には、海外のお金が入ります。グローバル化が進むほど、グローバルに出た会社が勝つ。もちろん負ける会社も出てきますけど、張るならそっち側です。
VIVANTを見て株を買わなかったのは、この物差しにそのまま当てたからです。作品が面白いことと、その会社に海外のお金が流れ込むことは、別の話でした。
面白さは、買う理由の半分でしかない
ハマった作品やサービスがあって、その会社の株を買いたくなったとき、僕は二つ聞いています。
一つは、自分がこの先も払い続けるか。これは自分の財布を見れば分かります。Uberのときは、ここがはっきり「はい」でした。
もう一つは、その会社のお客さんが、自分の外にも増えていくか。日本の会社なら、海外に出ていけるか。プラットフォームなら、いい作品が切れても人が残るか。Uberのときは、AI時代の働き方がUber Eatsを後押しするし、この先は自動運転もある、と見ていました。VIVANTのときは、ここで止まりました。
もちろん、割高か割安かも見ます。Uberを選んだときも、同じく使っているOracleと時価総額を比べて、Uberの方が安いと判断しています。それでも順番としては、自分の財布と、自分の外のお客さんが先です。自分がハマっているだけでは、株価が上がる理由にはならないので。
だから今回の判断も、ずっと固定ではありません。もしAIで、個人がNetflix級のドラマやアニメを高いクオリティで出せるようになって、そこから大ヒットが生まれる場所になるなら、U-NEXTみたいなプラットフォームの見え方は全然変わると思います。今のAIの性能やコストだと、まだ難しそうですけど。
TBSには、正直アニメに挑戦してほしいです。これだけ実写で傑作を作れるなら、アニメでもいけるはずなので。そうなったら、二つ目の問いの答えが変わるかもしれません。
あとは、VIVANTの登場人物が全部猫になったバージョンも見てみたいです。権利関係がめちゃくちゃ問題になるので、僕はやりませんけど。
※投資の判断は人それぞれです。これは僕が自分のお金で使っている物差しで、特定の銘柄を勧めるものではありません。
制作プロセス
このコンテンツは、僕自身の一次情報をもとに制作しています。
出典1:VIVANTは面白い。TBSの制作力と、世界に広がるIPのこと
出典2:投資判断より消費判断。データセンター系を全部売ってUberを買った
出典3:日本株で見るのは海外展開するかどうか
出典4:セレブラス一本足打法で行く
AI活用
制作には、以下のAIモデルと僕の声をもとにしたAI音声を使用しています。
文章:Claude Opus 5.5
台本:Claude Opus 5.5
音声:Gemini 3.8 Flash TTS
ニュースレター
今週の大事な変化と、それをどう判断し、どう動いたかを毎週まとめています。