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飲みすぎて水まで吐いた夜、赤ワイン1本の量を計算し直した

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飲みすぎて水まで吐くときは、一気に飲まずに横向きで休み、揺すっても起きない、呼吸がおかしいなら119番で、赤ワイン1本で朝まで吐いた僕は、その1本が1回で避けるべき量を越えていたと後で知りました。

8月のある夜、泊まっていたホテルの部屋に赤ワインが置いてありました。それを短時間で、瓶1本丸ごと空けました。

僕は基本的に、酒を飲んでもそこまで吐かないタイプです。だから油断していました。ある一定のラインを超えたところから、吐き気がずっと止まらなくなったんです。熱は出ませんでした。ただ、信じられないぐらい吐きました。マジで死ぬかと思いました。

これから年末にかけて、飲む機会が増えますよね。自分が飲みすぎた夜、あるいは隣の人がトイレから戻ってこない夜に、何を見ればいいのか。あの夜の僕は、ほとんど分かっていませんでした。順番に書きます。


最初はワイン、次は水、最後は何も出ない

吐き方には段階がありました。

最初に出たのは、体がこれ以上は無理だと判断した分のワインです。ここまでは、まあ分かります。

その次が、体の中の水分です。固形物はなくて、ほぼ水。吐いていて、「お前こんなに水分出んのかよ」と思いました。どこから出ているのか本気で不思議でした。喉は焼けるように痛かったです。

最後は、えづくのに何も出ない状態になりました。吐くものがないのに、体のシステムが1時間おきぐらいに吐き出そうとするんです。腸もずっとギルギル鳴っていて、体の中で緊急事態が起きているみたいでした。

いつもは3時ぐらいに寝るんですが、その日は寝ようとしても寝られませんでした。結局、朝の9時ぐらいまで格闘しています。チェックアウトは12時。そこから数時間だけ寝て、翌日は一日中、仕事をする気にもなりませんでした。


水を飲むたびに、また吐いた

脱水気味になったので、水やポカリスエットを飲みました。体から水分が全部出たんだから、入れないとまずい。そう考えるのが普通だと思います。

でも、それも全部出ました。

明け方の5時過ぎ、僕は一人だったので、ChatGPTの音声に話しかけていました。そこで聞いたのが「水ってさ、飲んだ方がいいの?」です。返ってきたのは、飲んだ方がいいけど一気には飲まない、今はひと口、ふた口でいい、しばらく休んでまた少しずつ、という答えでした。

そのときの僕は、「水飲んで、なんかちょっと吐きそうになるんだよね」と言っていました。胃がひっくり返っている最中です。入れた水がそのまま次に吐くものになって、また喉が焼けるんです。

ここはAIに言われたことなので、医学的にどうかを僕が断言することはできません。ただ、飲んだそばから戻していたのは事実です。同じ夜を過ごしている人がいたら、まず一気に流し込むのだけはやめておくといいと思います。


吐いたほうがいいと思っていた

その夜、僕がずっと思っていたのは「もう出した方がいいっしょ」でした。

吐き気が来るのは出すためなんだから、全部出したい。なのに小刻みにちょこちょこ来るので、「うざい」と思っていました。指を喉に入れれば出せる、とまで言っていました。

これも止められました。自分で無理に吐こうとすると、喉や気道を詰まらせたり傷つけたりするから、やめたほうがいいと。酔っている状態で吐くと詰まらせる危険がある、とも言われました。

ここは公的な情報とも合っています。全国健康保険協会(協会けんぽ)は、急性アルコール中毒が疑われるときの対応として、横向きに寝かせて嘔吐物による窒息を防ぐことを最初に挙げています。毛布などで体を温めること、呼吸を確認することも並んでいます。

吐くこと自体より、吐いたもので息が詰まるほうが怖い。僕はこの順番を逆に考えていました。あの夜、最後のほうは横向きになっていましたが、それでも吐き気は止まりませんでした。


119を呼ぶか、迷ったときの境目

正直に言うと、あの夜の僕は「119はするほどないんだけど」と言っていました。

意識が飛びそうな感じはありませんでした。話もできていました。

協会けんぽのページでは、酔いの段階の一番重いところを、「ゆり動かしても起きない」「呼吸はゆっくりと深い」と書いています。自分で判断できるのは、まだ話せるうちだけです。隣で吐いている人がいるなら、呼びかけて返事があるか、息の仕方がおかしくないかを見る。返事がない、息がおかしいなら、迷う段階ではないと思います。

迷う段階なら、#7119があります。救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院に行ったほうがいいのかを、医師や看護師、救急救命士に電話で相談できる窓口です。ただ、全国どこでもではなく、今は全国42地域での実施です。自分の住んでいる地域で使えるかは、飲む前に一度だけ見ておくと安心です。

あの夜、吐いたあとに目頭の上のほうがキーンとしていました。これも気になって聞いたら、力んだせいかもしれないけど、見え方がおかしい、強い頭痛、ろれつが回らない、片方の手足が動かしにくい、みたいな普段と違うことがあれば、ただの酔っぱらいではない可能性があるから、そのときはすぐ119番、と言われました。


赤ワインだから悪酔いしたのか

翌日、僕は赤ワインのせいだと思っていました。

赤ワインは悪酔いするとよく言われますよね。ポリフェノールが多いから体にいいと思っていたのに、「一本丸ごと飲むと死ぬ」。大量に飲むなら、テキーラのような酒のほうがまだましなんじゃないか。そこまで考えていました。

これは、計算すると外れていました。

厚生労働省の飲酒ガイドラインには、純アルコール量の出し方が載っています。飲んだ量(ml)に、度数を100で割った数をかけて、さらに0.8をかけます。ビールなら、5%の500ml缶で20gです。

ワインのボトルは一般的に750ml。赤ワインは12〜14度くらいのものが多いので、1本で純アルコールは72〜84gになります。ビールの500ml缶なら、だいたい4本分です。

同じガイドラインでは、1回の飲酒で純アルコール60g以上を「一時多量飲酒」と呼んで、避けるべきだとしています。急性アルコール中毒を起こす可能性もあると書かれています。僕は、その線を1人で、短時間で越えていました。

テキーラで同じ量を取ろうとすると、40度なら225〜263ml。ショットグラスで7〜9杯ぐらいです。テキーラ8杯を短時間で飲んで平気な気はしないので、「テキーラならまし」はたぶん酒の種類の話ではありませんでした。量の話です。

もう一つ、その夜はタバコも吸っていました。以前は吸っていて、やめていたんです。気分が良かったので、ホテルで一緒に頼んで吸っていました。ワインの量、飲むスピード、久しぶりのタバコ。いくつも同時に変えているので、どれがどれだけ効いたのかは、僕には分けられません。少なくとも、赤ワインという種類だけを犯人にするのは無理がありました。


飲む前に、1本が何gかを見ておく

計算してみて分かったのは、60gが思っているより手前にあることです。ビールの500ml缶なら3本で届きます。ワインなら、ボトルの4分の3ぐらい。1本を何人で空けるのかを考えずにボトルを頼むと、気づいたときには越えています。

あの夜、僕は「酒弱いんだろうね、俺」と言っていました。返ってきたのは、ワインを1本、短時間で飲めば、強い人でも吐いたり急性アルコール中毒になったりするのは普通にある、という答えでした。弱いかどうかより、量とスピードです。

それでも飲みすぎてしまった夜のために、持ち帰るのはこれだけで足ります。水は一気に飲まない。横向きで休む。揺すっても起きない、息がおかしいなら119番。迷ったら#7119。

あの夜の僕は、明け方にひとりでこう言っていました。「一人でさ、ワイン飲んでさ、こんだけさ、吐いてさ、バカみたいじゃない」。

本当にそうだと思います。赤ワインを1本空けるのは、当分やめておきます。


制作プロセス

このコンテンツは、僕自身の一次情報をもとに制作しています。

出典:赤ワインを一本飲んで死ぬかと思った

AI活用

制作には、以下のAIモデルと僕の声をもとにしたAI音声を使用しています。

文章:Claude Opus 5.5
台本:Claude Opus 5.5
音声:Gemini 3.8 Flash TTS

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